37歳病院看護師歴15年。看護学生からずっと務めてきた病院に別れを告げて訪問看護師を目指します。
自分がなぜ安定の病院看護師から訪問看護師を目指しているかその理由をお話しします。

病棟勤務7年後、救急・外来業務を経験・DMAT隊員
放送大学にて教養の学位を取得する。
院内のキャリアラダーでインストラクターを行っている。
看護師経験15年です。
得意分野:カテ看護・災害看護・マネジメント
放射線科看護・内視鏡看護
こんな人におすすめ
・30代看護師
・セカンドキャリアを築きたい看護師
・看護の仕事に楽しさを感じられなくなった人
・訪問看護師に興味がある人
・転職に興味がある看護師
なぜ病院をやめようと思ったのか

看護業務が作業に・・・
病院に勤めて15年。病院看護師業務全てができるようなった。
もう学ぶことは何もない!
という訳ではありません。
しかし、日々同じような業務。
情報取集して、点滴確認して、清拭して、バイタル測定して、食事介助して・・・
その看護にやりがいが無くなったというよりも、毎日のやらなくてはいけないことが多すぎて
やりがいを見つけられなくなってしまいました。
ゆっくりケアの受け手と向き合いたい。
そんな風に考えるようになっていました。
老後を考えて
やっぱり病院看護師の給与は素晴らしいです。
しかしそれは夜勤に寄るところも大きいです。
正直な気持ちです。我が家は共働きなので一人の年収が少しくらい下がっても生活はしていけると判断しました。
今の給与は訪問看護より病院看護の方が良いです。しかし、体や心の負担を考えると長期的に考えて訪問の方が理があると判断しました。
我が家は子供が3人いますが、現在子供たちの貯金で大変です。私が病院を辞めた時の退職金はその貯金にあててしまおうと考えました。私たち夫婦は25歳で長男を授かっています。そのためもう中学生になります。
子供は比較的早く自立するため自分の老後の貯金は子供が自立してから貯めても間に合うだろうという資産です。
もちろん今も積み立てNISAやiDeCoやっていますのでそちらは老後の資金として分けて投資しております。
定年まで働いてどれだけの退職金が貰えるかも分かりません。
将来必要なお金がどのタイミングでどのくらい必要になるかは家庭それぞれ違います。
定期的に家族でお金のことも相談して再検討していくことが重要です。

話がズレましたが。
夜勤で心身ともに無理して60歳まで勤め上げるよりも、無理なく70歳まで働ける方が老後のお金の問題は少ないと考えました。
訪問看護に未来がある
2025年問題。これから在宅医療へのニーズは増加することはほぼ間違いありません。
そのブームに乗ることはありだなと考えております。
万が一、訪問看護に転職して合わないと思ったらまた仕事を探せばいいし。看護師はそれが可能な職種である。
また、現在様々病院でも訪問看護の導入を検討しており、自分の訪問看護の経験が病院看護師に戻りたいと思ったときにも生きると思いました。
また、訪問看護であれば自分で起業するという選択肢もできます。
経営やマネジメントという選択肢を選ぶことも訪問看護師を経験していれば夢ではありません。
このような理由から訪問看護師には未来があると考えました。
子供のため?
現在の日本で終身雇用は終わりを迎えようとしています。
退職金、年金は期待できず自分で準備しなくてはいけない世の中です。
子供に転職をするという選択肢を教えたい。
様々な働き方を教えたい。
起業するという選択肢を教えることができる。
子供に教えるためには必要なことだと思っています。



ここからは私がどのように転職活動を進めていったのかをお話します。
部長に退職を告げた


私の病院では8月と11月ごろに異動希望や退職希望についての用紙が渡されます。
今年2022年の8月の時点で2023年3月退職の希望は打ち切っていました。
2022年11月の退職希望調査用紙はなんと2024年3月の退職希望がありますか?という質問でした。
でも、できれば円満に辞めたい。
今後、訪問看護ステーション開業などを視野に入れるのであれば尚のことである。
そのため、11月時点で退職希望調査を握りしめて看護部長の所に相談に行きました。


恐る恐る部長に先ほど書いた動機を話し、相談すると、



分かりました。退職してしまうのは正直、非常に痛手ですが、そういう理由なら応援します。
部長は非常に優しかったです。
2023年3月は厳しいですが、2024年の3月より早く退職する可能性があることは承諾してもらえました。
自分の夢や目標をしっかりと伝えることで、理解してもらえることも多いかと思います。
転職活動開始


看護師転職サイトへの登録
部長に話をする少し前に実は転職サイトに登録しておりました。
転職サイトは妻が利用していたこともあり、抵抗派ありませんでした。
最初は自分の希望を電話で聞かれますが、その後は基本的にLINEで連絡を取り合います。
そのため、直接話をするのが苦手な人も、しつこい勧誘もありません。
看護師転職サイトは複数あって多少の差異はあると思いますが基本どこに登録しても大きな違いはないかと思います。
それよりも大切な事は複数登録することだと思います。
サイトに違いがあるというよりは、担当者によって紹介してくる職場の色が違うような気がします。
そのため、2~4サイトくらいは登録しておくと良いのではないでしょうか。
先ほどお話ししたように過度な勧誘は基本ありません。
安心して相談できる担当者を見つけるという意味でも複数登録がおすすめです。
自分で探す
ネットやYoutubeで看護師の転職について調べると優良な企業(病院)は転職サイトなどに載らないこともある。と書いてありました。転職サイトに掲載を依頼するにはお金もかかります。
そのため、自分の施設のサイトなどでしか求人募集をしていない所もあるようです。
そのため、自分の通える範囲にある訪問看護ステーションは自分でも調べて、ホームページで求人が出ていないか確認しました。
大体どこの施設も看護師募集しています。
自分で探して直接相談することも一つだと思います。
人脈とコネを最大限に使え


15年も夫婦で看護師をやっていれば色々な看護師仲間がいます。
訪問看護をやっている人もいれば、認定看護師をやっている看護師もいます。
先に病院を辞めて違う職場で活躍している看護師もいます。
そんな看護師仲間に訪問看護の夢を相談した所、様々な応援の言葉をいただくことができました。
そして、様々な情報もいただけました。
これから看護師を続けていく中で仲間は本当に大切にするべきだと思います。
どんな状況でも、人脈は自分の力になります。
使えるものは何でも使うと言うと語弊がありますが、
お互いに困ったときは協力・相談できるような人間関係も築いておくことは、
豊かな人生を送る上で非常に力になることは間違いありません。
まとめ


現在はまだ病院看護師として働いています。
2024年3月に向けて(まだ1年以上ありますが・・・)
一歩を踏み出そうとしています。
これから転職先の面接についてなどブログを書かせてもらおうと思います。
30代、40代は自分のセカンドキャリアについて考える時期だと思います。
もし、同じような悩みを抱えている看護師さんがいたら一緒に語りましょう。
ではまた。
SEE YOU!!!!!






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