
国家試験受かって看護師になって半年。
仕事も思うようにできないし、先輩恐いし。
やること一杯あるし。すでに辞めたい・・・



新人看護師って社会人1年目であることも多いです。入職して半年もすると夜勤や土日勤務などもでてきて、求められることも多くなります。覚えることが山のようにあり、環境の変化についていけない。同期とも比較される時期であり焦りを感じる。
自分は看護師に向いていないのでは・・・
と思っているあなた!
是非、この記事を読んでみてください。


病棟勤務7年後、救急・外来業務を経験・DMAT隊員
看護師経験15年です。
得意分野:カテ看護・災害看護・マネジメント
2年前に株式口座を楽天証券で開設→積み立てNISAを始める。
月2万の積み立てで利益率30%。2年で50万円の資産運用に成功する。
最近では、積み立てNISAの限度額まで増額した(月3.3万円くらい)
それに伴い、s&p500や全米株式のファンドのみだったのを、J-REITや新興国株、TOPEX連動のファンドにも投資を始め、資産を分散している。
また、お小遣い程度の投資ですが、金や金鉱工業のETFやビットコインを少しづつ購入して投資の勉強を行っています。
仕事ができない。仕事が辛い


当たり前のことですが、仕事ができないことを、プレッシャーに感じる新人看護師は多いようです。
新人看護師って2〜3人で同時に同じ病棟に入職することも多いですよね。



他の新人と比較されてドンドン自信が無くなっていく。
なんてことも多いと思います。



人と比較しない。自分は自分。
と言われても技術習得表などで目に見えて差がついていけばプレッシャーを感じずにはいられないと思います。
さらに、夜勤が入ってくると、それまでは大人数の中の1人だったのが、3人勤務のうちの1人という立場になり求められる仕事量も多くなります。
さらに負担やプレッシャーが増えて、どうにもならなくなる。
患者に対する申し訳ない気持ちや、焦る気持ちなどから自分は看護師に向いていないのではないかと思う人もいると思います。
焦る気持ちも分かりますが、まずは自分1人で抱え込まないこと。
仕事ってこれから何十年とやって行くものです。
業務なんて、これから仕事を続けていけば嫌でも身に付きます。
大切なのは看護師としての心です。
患者や家族の思いを理解して、それを看護や医療に繁栄できること。
これが看護師として一番大切なことだと思います。
これからはチーム医療が重要であり、1つの職種では多様化したケアの受け手のニーズを解決することはできません。
これが、もっとも必要な能力と言っても良いと私は思います。
もちろん、看護技術が優れていることは看護師にとって重要なスキルの一つです。
しかし、スキルの一つであってそれだけが看護師のスキルではありません。
自分の長所を見つけて伸ばしていく。
自分を過大評価することなく、過小評価することなく仕事をしていくことが大切です。
周りの看護師もそのことを理解して協力して行くことがひ必要です。
新人看護師が身につけるべきもっと大切なことは看護の本質とも言えるケアのニーズを把握する力です。
患者家族と向き合い、求めているニーズを引き出す。
患者家族自身も知らなかった、隠れたニーズを引き出すような信頼関係を気づくことができる。
そんな看護師を育成する必要があります。
もう一度言いますが、技術は後からでも付いてきます。
大切なのは心です。
そして、考える力。
これは、看護師だけに必要な力ではありません。
普段から考え、疑問を持ち解決しようとする力。
これを培っていく必要があります。
こういったベースとなる力を地道に身につけて行くことで、いつの間にか自分でも気付かないうちに素晴らしい技術や知識を身に着けた看護師になっていると思います。
それでも、看護師の仕事は患者の生命に直結する仕事です。医療事故へのプレッシャーなども大きいと思います。



点滴が10回に1回しか失敗しなくなった。
といってポジティブに考えて技術を磨くことを怠ってはいけません。
看護師にとっては10人のうちの1回かもしれませんが、それにあたった患者は被害者です。
看護師の仕事は命に直結する場合があります。
- KCLを1ショットしない!
- インスリンの針をリキャップしない!
長所を伸ばすという事が大切なのですが、最低限の知識技術は身に着けていることが前提になります。
これは自分の身を守るためにも必要な事です。
技術を磨くことも疎かにしてはいけません。



パパナースからのアドバイス
焦らずいつかできると気楽に考えましょう。
それができたら苦労はしないよ。
と思うかもしれませんが、大切なことです。
あきらめるのではなく、気長に考えると言うことです。
本当に仕事ができる看護師は新人看護師に対してプレッシャーをかけるような事はしません。
なぜなら、仕事ができる看護師は余裕があるからです。
もしも、新人看護師に辛く当たったり、新人看護師に責任をなすりつけようとしている看護師がいたらその人はきっと尊敬に値する看護師ではありません。
新人ができないことは当たり前。
焦らず気長に考えましょう。人生は長いですよ。
勉強が大変


新人看護師が覚えることは山のようにあります。
仕事のことは勿論。
社会人としても新たに覚えなくてはならないことも多いと思います。



勉強って嫌ですよねー。
私も嫌いでした。
勉強が嫌いだから大学に行かず専門学校に入り看護師になりました。
看護師になったのは勉強が嫌いだからです。
しかし今、看護を始め仕事の事を学ぶことに嫌だという気持ちはありません。
それはなぜでしょう。
人間の学習に対する概念は子供から大人になるにつれ依存的から自律的に変わります。そして、受け身から主体的に変わっていきます。
自分に必要と思うことに対しては勉強に対する意欲が増す傾向にあります。
要するに、好きなことは積極的に学ぶということです。
- 看護師をしていて、こんなことに困っている。
- こんな患者を看護している。
- こんな看護を提供したい。
など仕事に対する興味から勉強の意欲は自然と現れます。
そのため、今は「やらなくてはならない」という気持ちから学ぶことに対してマイナスな気持ちを持っているかもしれません。
しかし、これから少しずつ仕事ができるようになり、自分の看護が提供できるようになると学ぶ意欲は自然と向上してきます。
技術も知識も長い目で見る必要があるということです。
人間関係が辛い


初めての社会人で、自分より年上の人と付き合うことが多くなります。
今までの人間関係と違い、戸惑いも多いでしょう。



先輩看護師ってなんでこんなに怖いの?
こんなにキツい言い方しなくても…
鬼、悪魔…
なんて思うこともあるでしょう。



自分ことを思ってキツく当たっているのだろう。
と思う人もいるかもしれません。
しかし、それは間違いです。
もちろん、先輩看護師達は新人のためを思ってキツく指導していると思っているかもしれません。
こいつに意地悪してやろうと思って言っている訳ではないかもしれません。
しかし、きちんと教育について勉強して、教養のある看護師は絶対そんなキツい言い方はしません。
新人看護師を育てることが組織にとってどれだけ大切なのかということを理解しているからです。
あなた達新人看護師は病院や組織に求められて入職したのです。
あなた達は求められているのです。
自信を持ってください。
そして、
- 新人が育たない。
- 最近の新人は質が悪い
- できない。
- 不安だ。
- 辞めたい。
これらは全て周りの環境の責任です。
スタッフ育成がきちんとできていないのです。
新人看護師の1年間はただでさえ大変一年で、先輩看護師も誰もが通ってきた道です。
本来、初心に振り返ってサポートするべきなのです。
謙虚な気持ちを持つこと。
先輩看護師に伝えたいです。
組織が悪い


新人看護師が辞めたくなる。
これは組織のシステムに原因があります。
環境が悪いのです。
これは管理されていないことが原因です。
全てを他人や環境のせいにして、自分と向き合わないこと。
このような考えも良くありませんが、新人の時期に限定して考えれば組織や環境に原因を大半があると思って良いでしょう。
謙虚な気持ちを持ち、自分なりに努力する。
このことを忘れずにコツコツ頑張っていれば近い未来に必ずあなたの看護は素晴らしいものになります。
自分の長所を伸ばすことを忘れないでください。
看護師の1番大切なことは、針を刺すことでも、食事の介助でもありません。
患者家族が、思っても言えないこと。
患者自身も自覚していないニーズを引き出して他職種に伝える。
求められたニーズ以上の医療を提供するためには
看護師と患者家族の信頼関係が必要不可欠です。
押し付ける医療ではいけません。
容量の良さや、技術の高さは経験を積めば身に付きます。
新人のうちは患者を思う気持ち、看護感を育ててください。
あなたが仕事できないからと言って家族や友達はあなたを嫌いになったり責めたりしないですよね。
仕事があなたの全てではない。
仕事を否定されたとしても存在を否定されている訳では決してない。
それだけは覚えておいてください。
ではまた
SEE YOU!!!






コメント